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同窓生認証基盤の運用と同窓生IDの発行

同窓会では2012年4月より同窓生認証基盤の運用を開始しました. これは,既存の個人情報の収集に依存する従来からの運営体制を廃し,新たな個人識別情報である『同窓生ID』を会員の皆様へ発行することで,正確で安全な認証と認証結果に基づいたサービス提供を実現するシステムです. 広報記事:「同窓生ID」がさらにつながりを強めます 会員へサービス提供や本人確認を行う際に,確実に認証できる環境を構築することで,悪徳名簿収集業者や反社会的組織による本学同窓生の情報の不正取得や,名簿情報のメンテナンス不足による本人確認手段の喪失を防ぎます. この先,同窓会を適切に運営していくために,本システムの導入は必要不可欠な事項となっております. 皆様のご理解とご協力,そして積極的な活用をお願い致します.

同窓生IDの役割

同窓生IDは,会員の皆様が仰星の一員であることを生涯にわたり証明し続け,且つ仰星という集団内でのみ機能する固有の個人識別情報です. 具体的に次のような場面で利用します(または将来的な利用が想定されます) ・会員の本人確認が必要な際の認証 ・会員に向けたあらゆる連絡・案内の受信 ・同窓会へのあらゆる申請・手続きや問い合わせ ・同窓会で提供されるあらゆるサービスの利用 ・会員限定の特典・福利厚生の利用 ・校友イベント等の出欠確認及び入場受付 ・会費や寄付の電子決済

必要な連絡を仲介します

同窓生認証基盤とそのアカウントである同窓生IDは,既存の情報通信手段と連動させる仕組みを持っており,皆様と同窓会事務局または学校との連絡を仲介します. 現行システムでは,2012年4月現在で最も主流な通信インフラである,E-mailならびにWebサイトと連動し,携帯・スマートフォン・PC等から利用できる方式を採用しました. これにより,以下のことが可能になります ・同窓会から同窓生全体や範囲を絞っての同報または特定個人へ,E-mailで連絡案内を流す ・皆様からの問い合わせや回答を正確に本人確認した上でWebフォームから受け取る.
【補足】 登録されたE-mailアドレス等の個人情報は他の同窓生や外部に公開されません.

校友コミュニティへの復帰を支援します

仕事や子育てなど多忙な日々に追われ,結果的に校友との関係が絶たれてしまったり,携帯電話等の故障・紛失で連絡先が分からなくなってしまったりするケースは少なくないと予想されます. また,今日の日本社会は混迷を極めており,そのような中で,一時的に校友との連絡を自発的に断ちたいという方もおられます. これまでは,一度連絡を断ってしまうと連絡先が分からなくなり,校友のコミュニティへの復帰は極めて困難でした. しかし,同窓生認証基盤と同窓生IDによる通信環境が整備されたことにより,今後は校友コミュニティからの安全な復帰が実現できます. 同窓会としては個人または特定グループに関する連絡・懇親の支援は行いませんが,期会・クラス会の範囲において下記の支援を行っています. ・期会・クラス会の開催支援
【補足】 お使いの通信手段との連携を設定解除した場合や連絡先が不通になった場合,連絡先不明者扱いとなりますが,同窓生ID自体は生涯有効です.

会員の皆様にお願いする事項

本システムを運営するにあたり,次のことを会員の皆様へお願いいたします. ・同窓生IDは大切に保管してください ・連絡先等に変更があった場合はWebから手続きをしてください ・情報システム利用規則を遵守してご利用ください
【補足】 中等部のみを卒業された方は,同窓会入会資格を有していないため,同窓生IDの発行対象となっておりません.しかし,このような理由で校友関係維持の支援対象から除外されてしまうことは,人道的な観点から適切とはいえず,今後前向きな配慮が必要と認識しています. また,大阪仰星高校の教職員は特別会員ならびに客員という扱いですが,これまで異動情報の管理実績がなく,同様にID発行が困難な状態にあります. これらについては,今後慎重に議論を行った上で,改めて対応を発表します.